福井県では、三国・武生・志比堺(松岡)・梅屋の各地に土人形がありました。そのうち梅屋以外は一つの系統でつながっており、三国の新保屋久左エ門がその創始者と言われています。
三国の土人形は大正二年に、もっとも続いた武生の土人形も昭和の初めには廃業してしまったそうです。
全国各地でも同じように後継者不足等で廃業を余儀なくされている産地がある現状をとても悲しく思います・・・。
人形ミュージアムには、残念ながら福井の土人形は展示されていませんが、全国の土人形が多く展示されていますので、是非お越しください。